
次に、映像ソースの長さの設定をします。動画ファイルには、最初にアプローチが延々映っていたり、着地のあとに遠くまでそのまま滑って行くシーンが映っていたりと、シークエンスには不要な部分が入っていることがあります。この前後の余計な部分を最初に省いてしまって、このあとの静止画の選定作業の手間を減らします。

「ソース範囲の設定」ウインドウ |
TMPGEncの右下、「設定」ボタンを押して、開いた「MPEGの設定」ウインドウの「ビデオ詳細」タブで、「ソースの範囲」をダブルクリックします。
開いた「ソース範囲の設定」ウインドウで、スクロールバーを移動し、スライダーをシークエンスの始めたい場所に移動したら「開始フレームに設定」ボタンを押します。次にシークエンスを終わりたい場所にスライダーを移動し、「終了フレームに設定」ボタンを押し、範囲がそれでOKであれば右下のOKボタン。「MPEGの設定」ウインドウも「OK」を押してメインウインドウに戻ります。
これで設定は完了。いよいよ静止画を書き出します。
「ファイル(F)」→「ファイルに出力(U)」→「連番 BMP/PPM/TGA/JPG ファイル」を選択します。「名前を付けて保存」ダイアログで保存したいフォルダを開いて「保存」を押します。ちなみに実行するとファイルが数10〜100個ぐらいできるので、あらかじめ出力用にフォルダを作っておくといいでしょう。間違ってもデスクトップに出力しないように。
処理が始まり、しばらく待って完了すれば、静止画の切り出しはできあがりです。


大量のBMPファイル

今回は8枚に選定 |
それでは、さきほど指定して保存をしたフォルダを開いてみます。大量のBMPファイルがフォルダの中にできあがっていると思います。
この中から使用するものだけを抜き出し、使用しないものは他の場所に移動してしまいましょう。このときに、まだ削除はしないように。あとで、「やっぱりこの一コマ前の方がいい」などというときに、削除してしまうともう一度静止画の切り出しからやり直さなければいけなくなります。
それでは選定です。OSがWindows2000やXPであれば、ファイルの表示形式を「縮小版」にして、必要ないファイルを他の場所に移していきます。もしくは画像閲覧ツールなどを使って間引いていきます。
では、そのときに気を付けることですが、あまり間を細かく区切らないことです。背景を見ながら、被写体が重ならないぐらいの間隔で選んでいきましょう。
それ以上細かく区切ってしまうと、合成の段階で、被写体が重なっている状態で画像を重ねていくことになるため、切り抜き作業等の手間が大幅に増えます。まだ作業に不慣れなときはなるべく間隔を開けて画像を選んだ方が良いと思います。使用する動画にもよりますが、エアのシークエンスであれば、だいたい10枚ぐらいがちょうど良いのではないでしょうか。
さて、それではいよいよ画像の合成。ここからが本番!次のページへ急げ!
※ここでは、TMPGEncを使用していますが、自分は、普段は「 動画切子」というツールを使用しています。これは、切り出す画像の選定をしながら好きなコマを切り出すことが出来るため、一度の手間で静止画の切り出しが完了します。シェアウェア(500円)ですが、試用中の機能制限などはありませんので、こちらのツールを試してみてもいいでしょう。
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