
Text : Tamon , Sakaishi 【Guest】



タモさん、バックフリップする |
ハイ。ワタクシごときが何かを申し上げることなど御座いません。レベル的に言えば、10mを超えるサイズのキッカーでスタイリッシュに720をメイクできるような方々ですから、それなりに痛い経験もされてきていることでありましょう。でも意外なことに、そういった人たちが超ゴッツイ系のプロテクターを身に着けているかというと、決してそんなことは無いんです。
自分が必要と感じたものだけを身に着けて、彼ら・彼女らは手の届かない彼方への飛んで行きます(遠い目)。
そんな彼ら・彼女らを守っているのはヤワなプロテクターなんかではなく、高い身体能力と運動神経、それに経験からのみ得られる冷静な判断能力なのです。ヤヴァイ台は飛ばない。調子の悪いときも飛ばない。ギャラリーがいないと飛ばない。(←コレ重要)
でもそんなスーパーな人たちでもコケるときはコケます。でもこれがまた上手いコケ方をするわけですよ、まったく。3Dでギャバりながらも何とかランディングに向けて板を出したり、大ゴケして二転三転しながらも、無駄な抵抗をせず脱力することで骨格や腱の傷害を防いだりするんです。一朝一夕に真似できるようなテクニックじゃありません。それなりの才能や人一倍の努力も必要でしょう。そう、世の中にはスゴイ人もいるものなんですねぇ。。。


クリックしてeb'sのWEBサイトへ |
最後にオレ自身が今シーズン身につけてるプロテクターを紹介しておこう。
ケツパッドは、テニス用品で有名なヨネックス製。この製品は「eb's」ってブランドの物とまったく同じ製品なんだ。偽ブランドじゃないよっ!穿き心地も良くてパッドもしっかりしてる。その割りに価格が安いのがこのメーカーの良いところ。
もうひとつは脊椎パッド、別名“甲羅”。つーか、でっかいフナ虫かゴキブリのお腹のほうがよく似てる。まあそれはどーでもいいんだけどさ。こちらは正真正銘(!?)の「eb's」ブランド。小学生のランドセルみたいに背負って、腰周りをかなりしっかりしたマジックテープで留めるようになってる。さらに脇腹の部分にもウレタンパッドが仕込んである。これを装着しておけば、バックフリップを掛けそこなってゲレンデの青空に死兆星も見たとしても、せいぜいアタマの毛が真っ白になる程度で済むことだろう。
脊椎パッドは今シーズンから着けることにしたんだけど、その目的はズバリ、バック系の3Dエアにチャレンジするためなんだ。いろいろ考えた末、動きやすいことと、後遺症の残るような怪我のみを回避することに焦点を当てて選んだら、この組み合わせになったってわけ。オレだって平日は会社員だし、フツーに三十超えたオッサンだし、「いやー、スキーで一生車イスになっちゃったー」では社会的に許されないわけで、それを思えばこれでも必要最小限の装備だろう。
さてさて、なんと2回にも渡ってお送りさせてもらっちゃったタモさんコラム、いかがでしたでしょうか?まあダラダラと長いこと書いてきたわけだけど、この2回のコラムを一言でまとめるならば、「カネで買える安全は買っとけ」ってこと!!
クルマにサイドエアバッグを着ければ5万円。生命保険に入れば年間6ケタ円。それに比べりゃ、メットとゴーグル、ケツパッドに上半身プロテクターまで買ってもそんなに高くないだろ?
スキーなんて、オトナの趣味としちゃあ本当に安いもんさ。でもその楽しさはまさに無限大!絵にならないクラッシュなんかで貴重なシーズンを潰さないように、自分のボディは自分でマ・モ・レ!!いーなっ!?
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